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私の父は漁師で、幼い頃からその姿に憧れてきました。海のことも大好きだったので、崎永に入社しました。各地からブロックと呼ばれる船の部品などを台船に載せ曳航しています。ブロックといってもひとつひとつが大きく、台船に載せられる範囲で組み立てたものを曳航していますが、みるたびにそのスケールに圧倒されます。実際に船を造るのは造船所の方々なのですが、自分たちが運んだブロックなので、一緒につくっているという一体感があり、出来上がっていく様をみると嬉しくなります。
曳航するには、さまざまなスキルが要求されます。ロープの使い方から、船頭力、操船技術。潮の流れやその日の天候によっても、動きは変わってきます。日々、先輩に現場で習いながら技術を向上できることにやりがいを感じています。